さし柿
柿の実
子どもの頃、灰やアルコールを使い甘くした渋柿を「さし柿」と言っていた。共通語だと思っていたら、おおまちがい。醂柿(さわしがき)が正しかった。
木になったままで甘くなった柿の実は木練柿(こねりがき)と言う。どちらも僕のパソコンでは直接変換されない。
柿の実が甘くなることを脱渋というが、渋みの成分はタンニン細胞に含まれるシブオールだ。可溶性だと渋く、不溶性だと甘い。