横手スキー場の上の山(いこいの森)に散策路がある。
ある時、一本のクリの木が目に止まった。まわりを見渡してみても、それ一本しかない。どうやってこのクリの木はここに来たのだろうと思った。そばに親木がないからだ。きっと野ねずみの仕業に違いない。
哺乳類といわれるものが4,500種類ある中でネズミの仲間(げっ歯目 ネズミ科)は1,000種類いる。このクリも、アカネズミが食べきれなくて隠したものだろう。
50ヶ所以上にもエサを隠すといわれている(貯食行動)。ネズミに埋められた(忘れられた)クリの実はやがて大きくなりまた多くの実をつける。
案外、ネズミはクリを栽培しているのかも?。
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