オシッコをかけないように スズメバチ
アシナガバチの巣作り自然観察会をしていて、スズメバチにあう機会が多い季節になってきた。

オスは刺さないが、メスの働きバチはすべて子どもを守るために刺すから巣の近くに行ったり、いたずらでもしない限り刺されることはない。

斜めに空に向かって飛ぶ時や、上空を大きく旋回している時は近くに巣があると思っていい。通常は地面と平行に飛ぶからだ。威嚇のため大顎を鳴らすカチカチという音が聞こえたら要注意だ。危険を感じた時に、手で払おうとすると相手は攻撃とみなし、興奮する。黒色に向かってくる習性があるから頭と目(瞳)は特に注意が必要だ。

遭遇してしまったら、しゃがみこんで体勢を低くし、じっとしていること。スズメバチの視界は前と上には発達しているが下はよく見えないし、静止物もよく見えないからだ。

尚、刺されたらオシッコをかければいいと言うのは間違いでかえって、ばい菌が入る危険があるのでやらないように。